胃カメラ検査について
胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)は、口から細いカメラを挿入し、食道・胃・十二指腸の状態を直接観察する検査です。
ポリープや潰瘍、炎症、がんの発見に優れ、必要に応じて組織を採取して病理検査を行うことが可能です。特に胃がんや食道がんの早期発見には不可欠な検査です。
このような場合に胃カメラ検査をおすすめします
- 胸やけ、胃もたれ、みぞおちの痛みがある
- 吐き気、食欲不振が続く
- 体重が減った
- 貧血を指摘された
- 黒い便が出た
- 喫煙・飲酒習慣がある
- 胃バリウム検査で異常を指摘された
- ピロリ菌が陽性と言われた、過去にピロリ菌を除菌した
- 家族にピロリ菌陽性だった方がいる、家族に胃がんにかかった方がいる
- 症状は軽いが一度しっかり調べたい
当院の胃カメラの特徴
当院では年間1200件を超える検査を行っています。土曜日も含めて診療日は毎日検査をしています。苦痛の少ない、精度の高い検査を目指し、以下のような工夫をしています。
極細径スコープを使用
当院では口から内視鏡を挿入して検査を行いますが、全例で極細径内視鏡(鼻からも挿入することができる細いもの(6mm径))を用いています。
高画質な内視鏡システム
当院で採用している富士フィルム社の最新の内視鏡システム(ELUXEO8000)/内視鏡(EG-840N)では、高画質画像での検査が可能です。また検査中は腫瘍を発見しやすい特殊な観察モード(LCI、BLI)を積極的に用いています。そのため短時間で精度の高い検査を行うことが可能です。
鎮静剤を用いた検査に対応
ご希望に応じて鎮静剤を使用し、意識下鎮静(呼びかけると反応する程度)で検査を受けていただけます。
経験に基づいた丁寧な検査
さまざまな疾患を正確に拾い上げるためには豊富な知識や経験が必要です。がんの有無はもちろん、例えば食道の動き(蠕動)にも気を配るなど、豊富な消化器診療の経験を活かした丁寧な観察を行っています。
- 成田市の胃がん検診の内視鏡検査では、規定により鎮静剤の使用ができません。
検査の流れ
- 検査の予約
- 医師が診察し、検査日を決めます。
看護師より、検査の注意点について説明します。 - 検査前日
- 検査前日は20時までに食事を済ませ、それ以降は食事を控えてください。
21時まで水分摂取は可能です。21時以降は水のみとしています。 - 検査当日
- 朝食は絶食です。7時まで水のみ摂取可能です。
指定された予約時間にご来院ください(検査の順番は事前に決めていますので、時間通りの来院で大丈夫です)。 - 胃カメラ検査の実施
- 7時50分〜8時50分頃に検査を行います。
胃の中の泡を取り除くお薬を飲み、キシロカインスプレーで喉の麻酔をします。
ご希望の方には鎮静剤を静脈注射します。
検査台に左向きで横になっていただき、検査を行います。検査時間は5〜6分程度ですが、生検やピロリ菌の検査などを行う場合には追加の時間がかかります。 - 検査後の流れ
- 画像を見ていただきながら結果を説明し、結果の説明用紙をお渡しします。
鎮静剤を使用した場合は、ベッドで30分以上休んでいただいてから結果を説明します。
検査後30分〜1時間ほどして喉の違和感が和らいだら飲食可能です。
検査後は以下の点にご注意ください
- 鎮静剤を使用した場合、当日は車・バイク・自転車の運転はできません。当日は家族に送迎してもらう、または公共交通機関をご利用ください。
- 強い腹痛や出血などがある場合は、速やかに当院へご連絡ください。
- のどの違和感が残る場合がありますが、多くは一時的です。